労務太郎のブログ
早いものでもうすぐ6月です
今年も来月に法改正講座を実施します
直前対策講座の一講座ですが、
今年は何といっても雇用保険ですね
雇用保険だけで全体の4割くらい
を占めるくらいの改正だらけです
逆に労働基準法の改正はほとんどなし
こんなことは珍しいですね
雇用保険の育児休業給付は、
育児介護休業法とも連係しています
育児休業関連は相次ぐ改正で、
企業の担当者からすると本当に複雑で、
よく相談や質問も受けます
本当に何がどうなのか難しい…
理解するのが至難の業ですね・・・
幸い社労士試験においては、
育児介護休業法の出題はあまりなく、
難解な問題はほとんど見られませんでした
むしろ試験対策としては、
雇用保険の方が不気味ですね
他、健康保険では食事療養標準負担額が、
1年の間に2回に分けて改正あり・・・
460円→490円→510円
お米の問題も含めて、急激な物価上昇
それらが背景にあるからでしょう
今回は高額療養費の改正は回避されましたが、
入院したら医療費よりもむしろ…
飯代の方が深刻な時代が来るなんて…
「お米を買ったことはない
」
なんて冗談を言ってる場合じゃない
時代の流れという意味では、
児童手当法もかなり改正がありました
それでは教室でお会いしましょう
予想通りですが、先週の金曜日(11日)
今年の社労士試験の概要が公示されました
公示があると、全国の受験生の意識が変わり、
緊張感も高まり始めます
競争試験なので他の人に負けないよう、
あと4か月、頑張りましょう
試験センター(オフィシャルサイト)によると、
例年と比べて大きな変更はありませんでした
14日(月)から5月31日まで受験申込受付
試験日は8月の最終日曜日24日(日)
間際になって慌てることなく・・・
GW前後くらいまでには出願しましょう
ちょっとびっくりしたのは、
合格発表日が10月1日(水)という点です
試験日からたった1か月で合格発表だなんて
受験者にとっては有難いことです
自分の時は合格発表まで3か月以上もあり、
悶々としながら結果待ちで結果が出るまで
次の行動に進むこともできませんでした
たった1か月で結果が分かるのならば、
合否結果に応じて早く次の行動に移れます
特に合格して転職活動、或いは開業など、
早く次の準備に進むこともできますね
万が一、合格できない場合も翌年に向けて、
早く気持ちを切り替えて行動を取ったり、
再受験の学習もすることができます
今年も雇用保険、児童手当、年金等、
多くの改正がありボリュームも膨大なので、
試験直前期に焦っても間に合わないかも
なので余裕のある時に頑張りましょう
過去にないアクシデントもありましたが、
基本的には大阪の名所を気持ちよく走り、
ボランティアの方々などのお陰もあって、
最後まで楽しんで走ることができました
御堂筋、あべのハルカス、ドーム球場、
ハローワーク
四天王寺、大阪城
記録更新とかタイム云々も大切ですが、
まずは支障なく元気に参加できること、
有り難いことですし、感謝です
32km過ぎあたりでは、これでもか
というほど食べ物が並んでました
三笠饅頭、せんべい、唐揚げ、たこやき、
寿司、クロワッサン(パン)、ようかん、
バナナ、コカ・コーラ等数えきれない
ゆっくり食べていたら、
1時間くらいかかる
それと、
あの雪も降るような寒い休日に、
ボランティアや沿道の皆さん、
本当に頭が下がるし、感謝です
休日の寒い日に見知らぬ人に熱い声援
自分にはできない凄いことです
こんな時代だからこそ、
人情とか支えとか貴重であり必要です
個人的には良い結果ではなかったですが
今回は生まれて初めて直前に買った、
カーボンの厚底シューズを履きました
プロのランナーはカーボンは必須ですが、
日頃から筋力を鍛えておかなければ、
一般のランナーには無理があるようです
終了後に足の裏や股関節など・・・
かなりダメージが残ってます
個人差もあり、人によっては痛くて、
後半に走れなくなる、失速、ケガ、
そんな事例もあるようです
次回からはカーボンなしに戻します
極寒の大会も終わりましたが、
来年はもう少し温かい大会にも出たい
特に沖縄ではテーマパークが開園するので、
12月の那覇マラソン&テーマパーク観光
の独自企画ツアー
も検討したいです
12月の那覇、2月の京都又は大阪、
3月の東京などがエントリー候補ですが、
2大会に参加しようと思っています
最後になりますが、大会関係者の皆様、
本当に有難うございました
最初のトラブルですが・・・
33,000人のランナーが参加のため、
特にスタート直後からしばらくの間は、
前後横の隙間がないくらい混雑します
最初の2kmくらいの地点でしたが、
自分の前方で「うわっ
」「おいっ
」
などの声が聞こえて来たかと思うと・・
自分の前に走っていた女性が声を上げて
急に右側へと進路変更・・・
「どうして急に右へ行くのかな
」
と思った瞬間に自分のすぐ前に、
立ち止まって腰を落とした女性ランナーが
着ていた使い捨てポンチョを脱ぎ落とし、
ポンチョが風で飛ばされてしまっており、
それを拾おうと立ち止まり、さらには・・・
前かがみで飛ばされたポンチョを追いかけ、
後続のランナーたちがぶつかりそうに
ポンチョ捨て用の段ボール箱が沿道にあり、
通常は道路の端の沿道近くで脱ぎ、
走りながら投げ捨てるのですが・・・
その女性は走路のど真ん中で脱いだみたい
自分もぶつかる直前でその女性を避けて、
咄嗟に右横側に進路変更しようとして・・・
足を「グキッ
」と捻ってしまったのです
激痛が走り、しばらく足を庇いつつ、
歩いては走るを繰り返しましたが・・・
2km走ると痛みも徐々に緩んできて、
途中から普通に走れたものの、
時間のロスは5~10分程度、痛すぎる
一時は痛くて諦めかけましたが、
大事に至らず本当に神様仏様お代官様に感謝
あの時にあの中年女性と激突していたら、
後方から走って来るランナーも含めて、
続々と将棋倒し状態になり、
悲惨なことになっていたかもしれません
本当に危機一髪の難を逃れました
近くを走っていた若い男性も大きな声で、
「危ないだろ
途中で立ち止まるな
」
と怒鳴っていました・・・
多くのランナーが前に向かって走るので、
急に立ち止まったり、人の前を横断したり、
本当に危険ですので気を付けたいですね
もう1つのハプニングは、
気温5℃~6℃でとにかく寒くて
(北風、雪)、トイレに行きたくなり
途中で数回、トイレには行くものの、
長蛇の列、長蛇の列で諦めの繰り返し
20km過ぎの地点で、
ようやく比較的空いたトイレがあり、
列に並んでいると…
「トイレのつまり
」「水が出ない
」
「トイレットペーパー切れ
」
続々とトイレ使用中止のシールが貼られ
半分くらいの仮設トイレが使えなくなり
結局トイレを終えるまで11分の時間ロス
極寒の時期のマラソン大会で、
参加者が33,000人と多過ぎて、
トイレの数が足りなかったのは明らかです
他の多くの人からも指摘があったみたい
足をひねったロスと11分のロスを合わせて、
恐らく20分~30分は遅れたと思うが、
あと20分程早ければ・・・
自分の設定目標タイムは・・・
ほぼクリアできていた
だけに悔しい
今回は半年近くの長期間練習を頑張り、
体重も6kg以上絞っただけにガッカリ
でも、
都合よく自分の思い通りにはならず
良くも悪くも人生は奇想天外であり
何が起こるのか分からない・・・
結果は結果であり、事実は事実、
それも自分の実力なのです
言い訳する暇があれば、
未来に向けて再スタートです
一方ではゴール後の運営がマズかった
駄菓子やドリンクが配布されるのですが、
長蛇の列で寒い中なかなか前へ進まない
1つ駄菓子を受け取ると、
次の饅頭(1つ)まで5分以上、
次のスポーツドリンクまで5分以上・・・
最後の記念メダルとバスタオルまで、
受取に寒い中30分以上かかりました
メダルとバスタオルは順番からすれば、
ゴール後最初に手渡すべきだと思った
ゴールの感動を味わいながらメダル
バスタオルを肩から覆って防寒できるし
「1つ数十円程度のお菓子」を貰うために、
寒い中を数十分待ち続けるくらいなら、
お菓子はいらないと思いました
さらに、預けた荷物を受け取るのも、
長蛇の列で30分以上も待つ状態でした
通常のマラソン大会は荷物受取なんて、
せいぜい数十秒~数分程度ですが・・・
帰りに横の人の会話を聞いていると、
「ゴール後、荷物受け取りまで2時間」
と憤慨していました・・・
参加者が多すぎるのは明らかです
昨年は仮設テントでの着替えで、
今回はドーム内で着替え&荷物預け、
と改善されたのですが…
その分、別の弊害が勃発という結果に
この点も、
「何かが改善されれば、他にしわ寄せが」
という教訓の1つですね
先日のマラソンは無事に
お陰様で完走できました
応援して頂きました皆様、
沿道で声援を送って頂いた皆様、
本当に有難うございます
諦めかけた瞬間もあったので、
感謝、感謝です
スタート直前のアナウンスでは、
「気温5.2℃、晴れ
」
昨年と比べればコンディションは
と思ったら・・・
その後、気温はほとんど上がらず
太陽も照ることなく曇り空,6℃台で
雪にも見舞われ極寒の中大変でした
暑いのも大変ですが寒いのも大変です
どうしてマラソンに挑戦するのか
マラソンには何の関心もなかったですし、
陸上の経験もなかったですが、
最初は仕事の師匠から勧められて、
すぐやめるつもりで走り始めました
究極の目的は「健康」ですが、
何か目標を持って頑張ることで、
生活にも精神的にもプラスと思い
単なる素人の市民ランナーであり、
ハードに毎日走ったりもしていないし、
本格的なトレーニングも積んでいません
仕事の合間や休日の空いた時間などに、
練習しますが、そこまで無理もしません
目標は「サブ4」でしたが、
1度だけですがクリアできました
サブ4達成者はランナーの2割弱らしく、
一応は面目を保ちました
特に何も自慢できるものはないですが、
過去のエントリーしたマラソンは、
ほとんど棄権したことはなく・・・
怪我したり、体調の悪い時も含めて、
途中で諦めたことがない、全て完走、
それだけは自慢できると思います
何事も途中で諦めたら終わりです
諦めなければ目標は達成でき得るし、
後悔のない人生も送れると思います
さて・・・
先日のマラソンですが、
目標として掲げて宣言した目標タイムには
30分くらい及ばずでガッカリしてます
途中で予期しないことに巻き込まれ、
30分くらい時間のロスがありました
2回のトラブル
ハプニング
が勃発して危険な目にも遭いました
ポジティブ(前向き)に考えれば、
今、無事に生きて生活できている、
ことに感謝していますが・・・
1回目は他のランナーとの接触
2回目はトイレの事件です・・・
本当に生まれて初めての棄権
も覚悟しました
キケンな目に遭ってキケンって
笑い事じゃなく言うこと聞けん
以前と比べて試験の内容は大きく変わった
問題を見てもそんなに変わっていません
あくまでも「素養を試す」試験なので、
基本的問題が大半を占めます
問題を難しくすればするほど、
受験者の平均点が下がり、
比例して合格基準点も下がるので、
逆に合格し易くなります
なので極端な問題の難化はあり得ない
ただし、択一式が長文化し、
実務的問題、事例問題が増加しています
それと、相次ぐ法改正もあり、
ボリュームが大きく膨らんでいます
今年も雇用保険で複数の改正あり
科目数が10科目と膨大なので、
勉強時間を確保すること、
特に繰り返すことが重要です
例年、初学者で1発合格者もいますので、
ある程度勉強する時間があり、
集中して勉強すれば普通の学力次第で、
合格できる試験である点は変わらない筈
長年かかっても合格できない・・・
というのはやっぱり何か原因がある筈です
特に勉強不足(勉強時間)
勉強のやり方が間違っている
法律の試験である以上、
条文を読み、理解(暗記)する、
それ以外に勉強方法はありません
過去問ばかり解いても、
最近の試験はなかなか通用しませんが、
やっぱりなかなか合格できない人は、
適当に楽して合格しようとする・・・
過去問だけで合格できると思っている
合格率の推移をみると、
明らかに隔年傾向が見られました
合格者数が増加すれば翌年は減少し、
次の年はまた増加、その次は減少

その傾向からすると、
今年は間違いなく減少(難化)
と予想しましたが…
今年の問題を見れば一目瞭然で、
合格者を減らすためなのか
かなり難化しました
明らかに「問題を難しくして、
合格者を減らす」意図が見えました
しかし逆に合格者数は増加し、
広き門となりました
つまり主催者に2つの誤算があった
1.労災保険の択一式で出題ミス
ダブル解答なので1点上昇した、
そんな受験者が救われました
2.選択式の労一で2点救済
2点以下の人が大半を占め、
相当数の人が救われました
問題自体はさほど難しくない・・・
しかし1点以下の人が意外に多い
つまり少なくとも一般常識については
作問者が考えているほど、
受験者のレベルは高くなかった
これらの2つの要因があって、
逆に今年は合格率がアップ
出題ミス、問題が難しいことが、
合格者数増加につながりました
すると、来年はどうなるのか
間違いなく「合格者を減らす」
を意図して作問するのでは
今回のように、
単に問題を難しくするだけでは、
逆に合格基準ラインが下がり、
合格者が増えてしまう
ましてやミス問があっても、
同じことが言えます
以上からすると、来年は…
選択式はさらに易しくして、
5問中2~3問は得点できるように、
調整すると思われます
特に一般常識は少し易しくなるかも
択一式については、易しくはならず、
しかし、ミス問すれすれの、
際どい問題、グレーな問題はなくなる
そんな予想をしていますが、
受験者の皆さんは以前にも増して、
あまり難問(細かいこと)を意識せず、
基本事項を中心に強化すべきでしょう
今年の社労士試験は合格者が増加、
比較的広い門となりました
一方では、自分のクラスにおいては、
むしろ昨年の方が合格実績が高く、
予想に反して今年は厳しい結果に
合格を果たせたなかった人の大半が
①択一式の点数が1点~3点ほど不足
②選択式の健保で2点(基準点割れ)
今年は労働一般常識が低得点のため、
2点補正(救済)がありました
しかし・・・自分のクラスでは
労一はほとんどの人が3点以上得点、
労一が2点以下の人は僅かでした
むしろ健保が2点のパターンが多く、
択一式50点以上なのに、
選択の健保が2点で涙・・・
そんな人が目立ちました
合格する実力があっても、
選択式の1科目のみが2点、
それが原因で1年を棒に振る
昔からこの試験はそれが特徴です
それを運・不運と言うべきなのか
それは一概に言えませんよね・・・
例えば今年の選択式の健保が、
なぜ補正(救済)されなかったのか
それは大半の受験者が3点以上だから
つまり他の人は間違っていないのに、
自分が間違えている
それが要因なのです

これを不運というべきなのか
実際、今年の選択式の難易度は、
総じて平易(例年に比べて)であり、
全科目3点以上取ること自体は、
至難の業ではありませんでした
来年受験される方は、
「運・不運に左右されない実力」
「他の人が間違えない基本問題を確実に」
意識して1年間頑張りましょう
今年は合格者数も増加して、
比較的広き門となりました
しかし・・・
例年と同じ傾向ですが、
多数の成績良好な上位者でも、
「まさかの不合格」
そんな現実もあります
逆に実力がなければ、
ほとんど可能性はない…
それが合格率6%前後の国家試験
例えば、
択一式で1点差、
選択式の1科目のみ基準点割れ
そんな人は数千人存在しますが、
翌年に合格する保証もなく、
むしろ合格の椅子は2千人台のみ
現実の数字上は、
100人中95名前後は不合格
なので勉強方法を誤らず、
傾向に沿って学習すること、
それらが求められますね
さて、この数年の傾向ですが
選択式は比較的平易
択一式は長文化し難しい
過去問中心の学習では、
近年の傾向からすると通用しない
選択式は各科目とも、
2点以上得点できるように作問
従って2点以下(基準点)は致命的
択一式は多少難しくても、
合格ラインは45点前後に定着
つまり難易にかかわらず、
受験者の平均点は上下しない
以上の傾向からすると、
まずは択一式で45点確保
択一式はセンスの要素もあり、
努力(勉強時間)の量に、
必ずしも比例しない
中途半端な勉強でも30点台、
40点台前半は得点できる
しかし、その後、努力しても、
なかなか伸びない・・・
つまり択一式で1点、2点不足者は、
当たり前に多数存在するが、その後、
なかなか合格ラインに到達しない
例えば「昨年43点だったが、
今年は35点に急降下」
そんな現象は数えきれません
とにかく、文章読解力、理解力、
そして、もちろん暗記力の総合力
文章を読むことに慣れている人は、
それなりに強い(得意)
一方選択式は特に対策はないのでは
実際に自分は、
選択式対策などしてませんが、
選択式で落ちる人は極く僅かです
つまり、択一式も選択式も、
基本的な勉強方法は同じだと思います
まずはテキストの熟読(インプット)
→演習(過去問ではない)
とにかく知識のインプットで、
「基本」を徹底することが第一
まとめると
①択一式は難しかったものの、
合格ラインが44点となった
予想に反して42点や43点へと、
下がることはなかった
②労災、常識、健保などが難しいが、
例年通りで3点補正はなかった
③選択式は比較的平易であったが、
唯一、労一のみが2点補正あり
労一で2点の人は多かったが、
結局は2点しか取れなくても
合否に影響はなかった
社一、健保が2点の人が多数おり、
労一よりも合否に影響が大きかった
難しい科目で点数を落とすよりも、
平易な科目で2点を取ると致命的
⑤択一式が44点と高めながら、
合格者数は200名以上増加
合格率も上がった
⑥合格者増加の要因は、
択一の労災のダブル解答
及び労一の2点補正
