今回は三重県鳥羽市に存在する巨大お土産屋、パールビルを紹介していきます。

パールビルは鳥羽市の観光街にあり決して立地は悪くありません。
1980年代に開業、2008年に廃業しました。
アクセスは近鉄鳥羽駅から連絡通路で繋がっており、雨などの影響を受けず入店する事ができます。

また徒歩5分程の場所にフェリー乗り場があり、フェリーを利用して観光街の方へ行くと嫌でもパールビルが目に付く場所に立地。
パールビルの特徴、円錐形の赤い階段(多分)
パールビルは真珠の販売店、お土産、複数の飲食店が入っていて、単なるお土産ではなくショッピングセンターのような役割も担っていたのではないかと推測します。

建物は2階建て、土地の形状に合わせて建てられた建物は複雑な形をしています。
2階建てですがかなりの面積がありました。
ガラス越しに店内の様子を覗いてみます✨
こちらは居酒屋でしょうか、ビールジョッキが確認できます。
メニューはうに、ひらめ、たい等鳥羽の海で取れた新鮮な魚を提供していたのではないかと思われます。
食器やテーブル、備品等はそのまま残されており、計画的な廃業と言うよりは、ある日突然廃業となった感じがします😭
パールビルの立地は一見良さそうなのですが、旅館が並ぶエリアとは反対側に位置し、近くを走る国道からは一本中に入った道にある為、車での来客は少なかったのかも知れません。
パールと名乗るだけあって、真珠の直売所が売りでした、鳥羽の真珠は品質がいいと聞いた事があります✨
こちらは近くの立駐に上がりパールビル2階部分を撮影した画像。
こちらの飲食店もテーブルや椅子、照明等はそのまま残されており、時間が止まっているかのようです。


パールビル立駐側
左手の青い立駐は恐らくパールビルの立駐だったのではないかと思われます。
現在はコインパーキングとして活用されていました。
外観から見た感じでも3店舗の飲食店が入店していました。
こちらが駅との連絡通路、直通で入店できました。
現在はパールビルのシャッターが閉まっております。
場所もそれ程悪くなく、駐車場も完備されているので何で廃業したかは不明ですが、建物は解体される事なく現在でも残っています。
観光業は衰退気味で、景気のいい時代の鳥羽の姿を知っている視聴者さんのお話では、今の鳥羽は随分活気が無くなったとおっしゃってました。

僕個人的な見解では、以外と廃業する旅館やホテル等は少なく、他の地域と比べたら頑張っているように見えました✨


以上パールビルでした、

下が動画のリンクです↓