先週の月曜日、買い出しから帰ってくると、店の外に泣き顔の若い女性が・・・
飼い猫がマンション2階のベランダから逃げてしまったと
「えーーーまだ近くにいると思うよ~」と
現場まで急行
マンション1階ベランダ下のスペースで発見するも、驚いて逃げてしまう
譲渡されて1ヶ月。10ヶ月の女の子(避妊済)
その場所に捕獲器を仕掛けたのだけど、一晩置いても反応無し。
あれ・・・
これはマズイ
捕獲器をもう1台投入。
カメラも仕掛ける。
チラシを作り、近所にポスティングするよう飼い主さんにお願いする。

2日目
飼い猫のケンタくんと、地域猫の茶トラが捕獲器に掛かりリリース
・・・疥癬っぽい

その後の2:00
けどね、ハクビシンにご飯は全て食べられてしまってたわけですよ

3日目
最初に姿を確認したベランダ下に戻ってきてるかカメラとご飯を仕掛ける

戻ってきてた

なのに、捕獲器は別の場所に仕掛けてるという失態

ご飯への反応もいまいち・・・
4日目以降カメラにも写らなくなってしまった。
マンション隣のお屋敷にも入らせていただき、草ボーボー
虫いっぱいの中捜索し、捕獲器仕掛けたら、手前のご飯は減ってるけど・・・誰が食べてるのか


カメラをどこに仕掛けるのか、捕獲器をどこに仕掛けるのか・・・もう、頭の中パニック状態

とにかく、反応のない捕獲器は撤収。
移動したと考え、ポスティングの範囲を半径300mに広げてもらう。
そしたら、脱走から1週間。
ついに目撃情報が
「3日前から庭に来てます」と。( Aさん)
飼い主さんのマンションより300m弱離れた民家。
行ってみると・・・
にゃんと

飼い主さんの名字と同じ家





表札を読める天才猫なの



お隣にも声をかけたら、「うちにも来てるよ」と

姿も確認できた

両家にご飯を置いてもらうようお願いし、その場に居着いてもらってから捕獲器仕掛けようと計画する。
次の日の朝、パンを食べてたら、Aさんより
「家の中に入れました!」と電話が

動揺のあまりパンをかじりながら自転車に飛び乗るという



Aさん、ジャラシで遊びながら家の中に入れてくれたらしい

暴れてます
と言われたけれど、意外にも落ち着いてて、カーテンレールの上に逃げた所を洗濯ネットで捕獲


メンバー宅では飲まず食わずだったけど、帰ってからはモリモリとご飯を食べたそうです

この子をね、譲渡した有名な団体は、迷子捜査もせずアドバイスもせず

譲渡の際も環境確認なし、トライアルなしのその場で引き渡しだったようです

保護猫の数が多いからとかそんな問題じゃないわけよ

命の重みの問題

そんなことわからないやつはやめてくれ

と言うことで、今回はメンバーと近所の方々のご協力、そして見事なジャラシ裁きで家に入れてくれたAさん、何より、飼い主さんが一生懸命探してくれたお陰で無事保護となりました

ありがとうございました

*******************