こんにちは、藤井香江です。
突然ですが、ダイエット中、
「パスタ=敵」だと思っていませんか?
私も昔そうでした。
「炭水化物は太るから…」と、大好きなパスタを封印。
でも、我慢しすぎた反動で爆食い。罪悪感のループへ──。
でも実は、
選び方と食べ方を変えるだけで、
パスタは“味方”になるんです。
そしてもっと言えば、
「太る」という思い込みこそが、
脳と心にストレスをかけて太りやすくしていたのです。
今日は、「ダイエット中でもパスタを楽しむ秘訣」を、
脳科学・心理学・栄養学の視点でやさしく解説していきますね。
【1】脳は「禁止されたもの」に執着する生き物です
まず、脳のしくみからお話しします。
「パスタを我慢しなきゃ」と思えば思うほど、
脳はパスタに“フォーカス”してしまいます。
これは心理学でいう“カリギュラ効果”
(禁止されると、より強く惹かれる)という現象です。
そして、我慢を続けると、
脳内ではストレスホルモン「コルチゾール」が増加。
これが脂肪の蓄積を促し、「食べてないのに太る状態」になってしまうんです。
だから、我慢=痩せるではなく、
満足感=痩せやすい脳と体を育てるという視点が大切なんですね。
【2】「代わりに食べられる麺」で脳を満足させる
我慢ではなく、工夫で満足する。それがKAE式の考え方です。
パスタの代替になるおすすめ食材
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ゼンブヌードル:たんぱく質・食物繊維が豊富で、罪悪感ゼロ
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白滝・しらたき:冷凍すると食感がモチモチに。スープパスタ風に◎
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全粒粉パスタ:食物繊維・ビタミン・鉄分が豊富で、血糖値の急上昇も抑制
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えのき・野菜麺:シャキシャキ食感で咀嚼回数アップ=満腹ホルモン刺激!
これらをうまく使えば、
**「脳をだましながら、体は整える」**ことができます。
【3】「噛む回数」があなたの満腹ホルモンをスイッチONに
脳科学では、20回以上噛むことで、
満腹中枢が活性化されることがわかっています。
だからこそ、具材は大きめに、
野菜やきのこをたっぷりと。
パスタの量を減らしても、
咀嚼回数が増えれば脳が「もう満足!」と判断してくれるんです。
【4】食物繊維が、
糖と脂肪の“暴走”を止めてくれる
パスタは糖質が多め。でも、食物繊維が一緒にあると、
糖の吸収がゆっくりになるため、血糖値の急上昇を防ぎます。
おすすめ具材:
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きのこ
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野菜(キャベツ、ブロッコリー、トマトなど)
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豆類(ひよこ豆、レンズ豆)
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血糖値の急上昇を抑えると、脂肪がつきにくくなるだけでなく、
食後の眠気やだるさも防げるので、午後も元気に過ごせます。
【5】脳が喜ぶソースの選び方
「カルボナーラ=ダメ」と思っていませんか?
実は、オイル系やトマト系のソースは、
血糖値の急上昇を防ぐ効果があるんです。
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オイル系(オリーブオイル+にんにくなど):脂質が糖質の吸収を緩やかにする
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トマト系:中性脂肪を下げるリコピンが豊富
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和風だし系(きのこ・魚介):旨味と低カロリーの最強コンビ
反対に、乳製品たっぷりのクリーム系・明太子バター系は
高カロリーになりやすいので、頻度や量に気をつければOK!
【6】パスタだけで満腹にならない工夫
パスタだけでお腹を満たすのではなく、
サラダやスープを最初に食べることがおすすめです。
理由はシンプル。食物繊維や水分が先に入ることで、
血糖値の急上昇を防ぎ、少量でも満足感が得られるから。
さらに、「ちゃんと食べた感」が脳にも伝わるので、
「もっと食べたい…」という**“食後の欲求”が出にくくなる**のです。
【まとめ】「食べたい」を否定しない。
それが脳と心に効くダイエット
ダイエット中にパスタを食べても、太るとは限りません。
むしろ、「我慢しないで選ぶ力」を育てた人の方が、
長くリバウンドせずに整っていくんです。
そして、選ぶこと=自分を大事にすること。
それがKAE式の本質です。
【さいごに】がんばるあなたに、
こんな言葉を贈ります。
食べたい気持ちを、否定しなくていい。
それはあなたの“感情”であり、命の声だから。
否定するのではなく、どう付き合うかを選べばいい。
今日のあなたが、今日のあなたを整える。
それで十分、美しいから──。
あなたの脳と心と体を、
今日もやさしく整えるヒントになれば嬉しいです。
藤井香江でした。