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「医者って風邪ひいても薬を飲まないんですねー」と、
鍼治療中に患者さんが話していました。
風邪をひいても薬を飲まない医者をけっこう知っています。
みなさん漢方だけだけです。
病院勤務時代、院長は風邪をひいても西洋薬の風邪薬を飲んでいませんでした。
10年間一緒に働きましたが、
声がガラガラで咳をしながら診察をしていても風邪薬は飲んでいませんでした。
飲むのは漢方のみでした。
風邪を治す薬はない
「院長、なんで薬飲まないんですか？」尋ねると、
「風邪薬なんかありませんやんか」と、言い出しました。
たしかにね・・・
咳や鼻水、喉の痛みを軽減させる薬はありますが風邪自体を治す薬はありません。
風邪を治すには、自己治癒しかありません。
風邪を治すツボ
ちなみに、鍼灸も風邪に効きます。
病院勤務時代は、風邪の治りが早いので風邪の鍼灸治療はリピート率は高かったです。
喉の痛みには頸椎の３番、４番の横に鍼を２ミリほど鍼をして、
風池に鍼をすれば次の日には症状はかなり改善します。
あとは、麻黄湯や葛根湯をまぜれば完璧です。
医者も商売ですし、患者がのぞむから薬を出します。
薬は副作用がありますから、「この状態なら家で寝ていたら治ります」と、
患者さんの体のことを考えて薬を出さない病院は潰れます。
保険診療では薬を出してナンボです。
診察だけでは病院経営やっていけませんからね。
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