◎IgA血管炎(アレルギー性紫斑病、血管性紫斑病)
・皮膚に紫斑(出血斑)を伴う疾患。
・IgA免疫複合体が血管壁に沈着し炎症が起きる。
→小さな血管が損傷を受け、臓器にも影響が出る。
・半数の症例では風邪などの先行感染がある。
→溶連菌(溶血性連鎖球菌)との関係が強いとされている。
【症状】
・突然発症し、症状の出没を繰り返すが、多くの場合、数か月のうちに治っていく。
《皮膚症状》わずかに盛り上がった出血斑(皮下出血)が左右対称に出現する。
→出血斑は、ほぼ100%現れる症状。
《腹部症状》強い腹痛、嘔吐 。
《関節症状》足関節や膝関節の関節痛や関節炎
→痛みで歩けないことも多いが、通常は数日で改善。
《腎症状》紫斑病性腎炎。血尿、蛋白尿。
→重症化することもあるので、最も注意すべき症状。
【原因】
・はっきりとした原因は不明。
→免疫システムであるIgA抗体と関連がある疾患と考えられている。
【好発年齢】
3~8歳の子ども。※男児にやや多い傾向
※冬場の発症が多い ※1万人に1~2人
【治療法】
・自然に治っていく病気なので、無治療または対症療法が基本だが、発病してからしばらくの間は安静が必要。
・腹痛が強い場合は入院が必要。
・数か月間は症状を繰り返すが、多くは予後が良好。
【注意事項】
・初期症状が腹痛のみであると、IgA血管炎と診断がつかないこともある。
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