知人と長い間、その事で話していたのだが、勿論結論なんて出ない。

 それぞれが違った環境にいるので、考え方には大きな違いが生じてしまう。

 

 彼と奥様は、それぞれが働いていたようで、今現在リタイアしていても、それなりに蓄えはありそうだった。

 そして、彼等の現在は、旅行が楽しみなようで、一年の半分近くをそれに当てていると言っていた。

 勿論、その為の節約はしているようで、その延長線上に米の値段があったようだ。

 

 当然、体が言う事を聞かなくなり、入院生活などが長くなることも考えて、その分を考慮に入れながらの旅行なので、海外へはそんなに行かないと言っていた。

 それは、海外ではそんなに楽しめないので、国内でゆったりした方が休めると言う考えかたのようだ。

 

 それに対して私は、今では海外旅行なんて考えてもいない。

 何と言っても治安と、トイレの問題がある。

 それに、食事は日本でも多くの国の食事を味わう事が出来るのもある。

 但し、台湾には行ってみたい気はする。

 やはり、小籠包を食べたいのである。

 日本でも、熱々のジューシーな小籠包があるのは知っているが、それでも台湾に行って食べてみたい。

 

 しかし、私の場合は、夢に近い。

 その為には、働くか、もう少し競艇の確率を上げて、生活費以上の利益を上げるしかない。

 

 そんな事を考えたり話したりしている内に、結局は現状の生活の延長線上に答えがあるという事に落ち着いた。

 死ぬまで精いっぱい生きる。

 そう、ダラダラと何もしないで生きるのは、怠惰でしかなく、心身ともに衰えるのを待つに等しい。

 なので、やはり、精一杯生きることが大事だ。

 その為には、元気うちなら旅行も有りだろうし、体の調子によっては食事に気を付けるための勉強や自家栽培等もあるだろう。

 他にも、時事問題に投稿したり、専門知識を生かして相談に乗る手もあるだろう。

 それこそ、人それぞれの違った道がある。

 それが結論なのである。

 何とも、歳寄りらしい結論だ。アハハ(^-^)